ここ数年、アサイー、チアシード、スピルリナ、キヌアなど、スーパーフードが流行しています。
2016年のココナッツオイルの流行に続き、ローラさんのレシピ本「Rola’s Kitchen」の中で使用され、注目が集まっている次なるオイルが、"ギー(ghee)"です。
注目のスーパーフード、ギーって何?
インドを中心に古くから親しまれている
ギーとは、インドをはじめ、様々な地域で食用とされるバターオイルのこと。インドカレーにも使われているそうです。
無塩バターからたんぱく質や水分、糖分を除去した純粋な油、つまり「精製バター」を指します。
ギーは、ビタミン・リノール酸・中鎖脂肪酸・短鎖脂肪酸などを豊富に含んでおり、とても栄養価が高いので、ダイエット・美容・健康にピッタリなんです。
アーユルヴェーダでも使われている
ギーは、食用だけでなく、マッサージオイルとしても優秀です。
何千年もの歴史がある、インド発祥の伝統医療法アーユルヴェーダで、ギーは最も優れた万能オイルとして古くから利用されてきました。
ギーの効果は、アーユルヴェーダでいう「ヴァーダ体質(寒がりで冷え性)」と「ピッタ体質(暑がりで汗かき)」に特に良いと言われています。
ギーの効果・効能
ダイエット効果
脂肪分解作用がある「リノール酸」、水分やミネラルなど栄養の吸収を促進する「短鎖脂肪酸」、また、エネルギーとして燃焼される「中鎖脂肪酸」が豊富。
消化機能を促進し、脂肪になりにくいことからダイエット効果が期待できます。
便秘解消効果
ギーは乳製品(バター)から作られたオイル。
腸内環境を整える成分が豊富で、悪玉菌の増殖などを抑え善玉菌を増やしてくれるそうです。 温かいミルクにギーを入れて飲むと、便秘解消に効果的です。
美容効果
純粋なオイルであるギーは、マッサージオイルとしても効果的です。
ビタミンが豊富なことから、肌に塗ると美肌効果があるといわれています。
また、インドでは傷の治療にも使われており、傷の回復効果が期待できます。 そのほか、免疫力の強化効果、ストレス緩和効果などがあります。
食用としてのギーの取り入れ方
ギーの取り入れ方は、とても簡単。
普段炒め物などに使っている料理用オイルの代わりにギーを使うだけ!
あとは、ドレッシングとしてサラダにかけたり、トーストにバターの代わりに塗ったり。
まとめ
オイルの摂取過多はよくありませんが、程よく取り入れることは大切。
特に食用としてのオイルは、出来るだけ体に良いものを使いたいですよね。
ギーは通販で手に入るようですが、実は自分で作ることも可能なんです。
自分で作った安心できるオイルを使うことが出来るという点も、魅力ですよね。
また、ギーはココナッツオイルのように、美容や肌にも万能のオイルですので、うまく生活に取り入れて、内側も外側もキレイになりましょう!